あなたは、唾液がどこでつくられているか知っていますか?

唾液は、唾液腺という場所でつくられます。大きな唾液腺は耳の下、アゴの下、舌の下の3ヵ所。食べ物を噛むことによって、これらの唾液腺は刺激を受け、どんどん唾液が分泌されるのです。

ですから、口の中が乾いて口臭が発生しそうだなと思ったら、この唾液腺をツボ押しのように刺激すれば、人工的に唾液の分泌を促進することが期待できます。

でも、ツボ押しって、すぐに効果が期待できるのかちょっと不安ですよね。

肩コリや腰痛なら、ツボを押せばすぐにスッキリ感を得られますが、私が試した感じでは、唾液腺のツボ押しは、正直効果は今ひとつといったところでした。

そこで、ここではもっと簡単で即効性が期待できるワザをご紹介しますね。

名付けて「お口ブクブク体操」。バーチャルなうがいとでも思っていただければ、イメージしやすいかもしれません。

 

やり方は以下の通りです。

1)まず両方のほっぺを思いきり膨らませます。

2)その状態から左右交互にほっぺの膨らみを移動させることを往復20回ほど繰り返します。
口の中に水を含み、ブクブクとする要領でやってください。

3)さらに口の中の水を上下に移動させるイメージで、膨らみを上下に移動させます。

4)口の中に溜まった唾液をゆっくりと飲み込みます。
唾液を飲み込むことに抵抗感がある方もいるかもしれません。でも、このとき分泌される唾液は、できたてサラサラなので飲んでも汚いということはありません。

指を使って押すのと違い、人に気付かれずにできるので、会議中などにも使えるワザです。

発言の順番が近づいて緊張感が高まり口の中が渇いてきた・・・なんていう時に、是非お試しくださいね!

 

のどが渇いたけれど、すぐに何か飲めないというときも、一時しのぎでのどを潤すことができますよ。