(1)ピンク色の舌
舌磨きをしすぎて、舌乳頭がまったくなくなってしまった状態。
あるいは内科的な感染症やビタミン欠乏症などの可能性があります。
紅い粒々がついて、苺のような外観となります。
一見、キレイに見えますが、酸っぱい感じの口臭に悩まされるはず。
原因を特定して、対処する必要があるでしょう。
(2)舌の両端や先端まで白くなっている舌
健康な舌は、中央の盛り上がった部分から奥にかけて、うっすらと白くなっています。
舌先や周辺まで白い部分が広がり、色も灰色がかっているようなら、それは「舌苔」です。
その時の体調にもよりますが、この状態が何日も続くようであれば条件次第で強い口臭に結びつくので、対策が必要です。
(3)黄色くて溝のようなヒビワレのある汚れが付いた苔
かなり注意と対策が必要な舌です。
中程度以上の歯周病や虫歯があったり、生活習慣病だったりして、口臭がきつくなっている可能性が高いです。
また、喫煙習慣のある人も、こうした汚れが付きやすいです。
いかがでしたか?
東洋医学では、舌の様子を見て体調を知る手がかりとします。
内科の診断でもお口をア~ンとしますが、あれも喉を診るばかりでなく舌の様子も観察している場合があるとか。
このように、舌には口臭ばかりでなく私たちのからだの健康を知るサインがいっぱい隠されているんですね。
あなたも、是非、機会あるごとにチェックしてみてくださいね!