★「ドライマウス・チェックリスト」★

  • 口の中がしょっちゅう乾く
  • 舌や唇がひび割れて、ヒリヒリする
  • だ液が減ったと感じる
  • 寝起き以外も口の中がネバネバする
  • 口臭が気になる
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 醤油が染みて、刺身が食べられない
  • 口の中がひりひりしてカレーが食べられない
  • 舌がもつれて話しづらいことがある

 

以上のうち、一つでも当てはまる項目があれば「ドライマウス」の可能性が疑われます。

 

乾燥症の有名なものに「ドライアイ」があり、患者数は800万人と言われていますが、専門家によると「ドライマウス」の潜在患者数はそれ以上と推測されています。

特徴的なのは、患者数は圧倒的に女性が多く、50代になると急激に患者数が増加することから「女性ホルモン」の低下が大きな要因と考えられている点。

前項でも触れましたが、「女性ホルモン」は皮膚粘膜を保護しうるおいを保つ働きをしています。口の中も例外ではなくだ液によって保湿されているわけです。
口の中が常に濡れている・・・のは当たり前ではないんですね。

ただ、原因は加齢や女性ホルモンの低下ばかりではありません。ストレス、服用している薬の副作用、がんの放射線治療などの影響、甲状腺疾患、糖尿病などもあります。

日本医薬品集に掲載されている薬の実に4分の1(約600品目)に、だ液分泌減少の副作用、および高血糖、脱水といった「結果的に口腔乾燥症状を引き起こす可能性のある副作用」が記載されています。

常用しているお薬のことで気になることがありましたら、直接ご相談くださいね。