いつもは 「口臭」 というどちらかというと悪いイメージのニオイに関してお伝えしていますが、今日は少し「ニオイの働き」についてもお話しますね。
スイスのローザンヌ大学のある研究チームが発表した研究報告です。
哺乳類はニオイを利用して危険を知らせ合えることが出来るんだそう。
「警告フェロモン」と呼ばれるものに反応するらしいのですが、この反応する神経節は人間にも備わっているそうです。
という事は、人間もお互いに危険を臭いで知らせ合う機能があるってことですよね??
なかなか想像しにくいですけど・・・。
昆虫などでは、ハチとかアリが同種間で信号を送り、互いに危険を知らせ合っています。
最近ではこれをうまく利用してゴキブリを家に寄せ付けない方法というのが評判になりましたね。
家の中で見つけたゴキブリは殺さずにすぐ近くを思い切り新聞紙で叩く。
するとゴキブリは驚いて警告フェロモンを発して逃げていくのです。
これは周りにいる仲間のゴキブリに『この家は危険だぞ!』と伝えているので、その後は家にゴキブリが来なくなるのだとか。
最初のゴキブリを逃がす勇気もかなり必要ですが、某殺虫剤会社の研究結果なので効果はあると思いませんか?
なんにしろ、私はこの「警告フェロモン」というもののニオイを嗅いでみたいです(#^.^#)