鏡の前で「アカンベー」と舌を出してみてください。

白や黄色をした汚れのようなものが付いていませんか?

これは食べカスの残りがアカのように舌の上にこびりついたもの。

ここに残留したタンパク質は、時間の経過とともにガス化して揮発性硫黄化合物となり、これが嫌なニオイを発する原因となるのです。

 

間違った歯磨きやストレス・体調不良など心身の健康状態が低下すると、口の中で悪玉菌が増殖し舌苔が付着しやすくなります。

 

ただ誤解しないで欲しいのは、健康な人の舌もうっすらと白いということ。

舌の表面には「舌乳頭」という凸凹した突起があり、味覚などをつかさどっています。

この頂点が淡い乳白色をしているため、時々これを舌苔と勘違いしてゴシゴシ擦り、かえって舌表面を傷つけてしまう人がいるので注意してください。

磨きすぎもまた、口臭の原因をつくることにつながります。
乾燥した状態だと、いつもより舌が白く見えてしまうこともあるので、チェックする時はお水を一口ふくんでからにしてください。