風邪を引いた時やおなかの調子が良くない時などに、すりおろしたリンゴを食べたことがありませんか?

ヨーロッパでは「リンゴは医者いらず」と言われるほど健康に効能があるとされている果物。

実はリンゴは健康増進だけではなく、あなたが今お悩みの「口臭」も解消してくれるスグレモノなのです。

口臭の原因として、便秘や糖尿病といった要因があることはSTEP1で述べました。

そしてなんと、リンゴには、この便秘解消と血糖値の正常化を促す栄養素がたっぷりに含まれているのです!
その正体はペクチンという水溶性の食物繊維。

リンゴペクチンには、有害菌の増殖を抑える強力な殺菌作用があります。
しかも食物繊維ですから、腸の中の悪玉菌を吸着して便と一緒に体の外へ排泄してくれます。
これで口臭の原因となっていた便秘は一気に解消!

 

この殺菌作用は、お口の中でも発揮されます。
リンゴをシャキッとかじればジュワッとだ液が分泌され、口の中でイヤな臭いのもととなる雑菌も退治してくれるのです。

と同時に、果肉の繊維が歯に付着した食べカスも一緒に取り除いてくれるという、歯磨き効果も

欧米では、リンゴは「自然の歯ブラシ」とも言われているそうです。

リンゴペクチンの持つ「ダブル殺菌パワー」で、あなたを悩ませる口臭はみるみる消えていくはず。

またある実験結果では、リンゴは炭水化物などよりも食後の血糖値の増加が少なく、2時間後も満腹感が持続しているというデータが得られています。

これも水溶性の食物繊維であるペクチンのおかげ。
腸の中で水分を吸ってゆっくり膨らむことで、血糖値の急激な上昇を抑え、満腹感を持続させるのです。

言うなれば、リンゴは究極のスローフード。
口臭予防ばかりでなくダイエット食でもあるんですね。

さて、口臭を退治するには、食べ方にもコツがあります。

 

糖尿病が原因と思われる口臭に悩むあなたなら、冷やして皮ごとまるかじり。
便秘が原因と思われる口臭に悩むあなたなら、加熱調理して皮ごと焼きリンゴで。

リンゴは冷やすと、血糖値を上げにくくする作用が強くなります。しかも、リンゴの糖分は冷やすことで甘みも増すので、糖分を制限されている方なら満足感が出ますよね。

 

また、加熱すると殺菌作用とペクチンの吸収力がグンと高まります。
腸の働きが鈍っているなと感じているなら、温かいリンゴデザートがおすすめ。

 

いずれも皮ごと食べることで、お口や腸の中を弱酸性に保つパワーがアップ。雑菌や悪玉菌の増殖を抑え、プラスアルファの消臭効果を発揮してくれます。

リンゴペクチンパワーを実感するためには、最低一日一個、できれば二個食べると良いでしょう。口臭発生の危険のないダイエットにも向いています。

口臭が強くなる時間帯である朝や3時のおやつに食べると、予防のタイミングとしてはベストと言えそうです。