市販のうがい薬・マウスウォッシュには刺激性の強いアルコールやミント剤が含まれていて、かえってお口の中の乾燥を招く危険性があることは、STEP2でもお話ししましたね。
口を潤す目的のうがいであれば、お水だけでも構いません。しかし、イヤな口臭を消したいと思っているあなたなら「イソジン」でのうがいをオススメします。
「イソジン」と言うと、風邪を引いた時のお薬と思いがちですが、実はそれだけではありません。
口の清潔を保ったり口臭を予防するために、普段使いできるスグレモノなのです!
他のうがい薬やマウスウォッシュに比べ、イソジンがすぐれている点は3つあります。
1)含まれているアルコールが低刺激
2)「ポビドンヨード」という成分が含まれ、すぐれた殺菌・消毒・洗浄効果がある
3)短時間でお口の中の細菌や微生物をやっつける即効性がある
ボビドンヨードと聞いて、ピンときた方もいるかもしれません。
そう。「ヨード」は昆布にも含まれる成分。
ということは、当然「イソジン」も口臭解消に役立つはず。
あの、ちょっと毒々しい濃い赤色に抵抗があるかもしれませんが、実はあの色こそが「イソジン」のパワーの秘密でもあるのです。
子供の頃、転んですり傷をつくり消毒する為にヨードチンキを塗ったことがありませんか?
あのヨードチンキの成分を薄めて、粘膜への刺激をなくしたものが「イソジン」なのです。
雑菌への消毒効果は、お墨付きというわけですね。
さて、口臭を消すための「イソジン」を使ったうがいには少々コツがあります。
風邪を引いた時のように、のどの奥で「ガラガラ」するのではなく、お口の中に含んだまま左右のほっぺを交互に膨らませて、お口全体を洗浄するようにしてください。
イメージとしては、ほっぺの内側や上あごと下あごの内側に残っている食べカスを取るような感じで勢いよくブクブクします。(口の中のイソジンがこぼれない程度に!)
1日1回イソジンを使ったうがいをすると、口臭のもとになるお口の中の雑菌を根こそぎ退治することができます。
お口の雑菌が最も多くなっている寝起きの朝一番の歯磨きの前、あるいはランチの後の歯磨きがわりに、イソジンを使ってください。かなり口の中がスッキリするはずです。
風邪のシーズンは、これに加えて、のどの奥でガラガラするうがいもプラスすればバッチリです!
風邪による免疫低下も口臭を発生させる原因となります。しっかり予防しましょうね。
注意
甲状腺機能障害を持つ方は、お医者様や薬剤師さんにご相談のうえご使用ください。