お茶でうがいをしたり、手を洗ったり・・・
緑茶に殺菌作用のあることは、すでに広く知られています。緑茶の殺菌作用は渋み成分のもとにもなっている「カテキン」に由来しています。
口臭を消すために緑茶を飲むことを実践している方もいらっしゃるかもしれませんね。
カテキンを配合した口臭抑制製品も多くあります。
現に、私もこういった市販品を利用したことがあります。
しかしSTEP3で触れましたが、緑茶もガブガブ飲んではかえって口臭悪化の原因をつくることになってしまうんですね。
そうした知識を得てから、私自身は緑茶を口臭解消の手段として積極的に利用することはしていませんでした。
でもある時、思わぬ情報を耳にしてから、再び緑茶を見直すようになったのです。
それは静岡出身の知人から、親戚が自家用に栽培しているという無農薬のお茶を分けていただいた時のこと。
「子供のあせもを拭いてあげたり、生理の時の口臭を消したりするのにも使えるのよ」
「え!? 生理の時の口臭?」
私は知人のその言葉に飛びつきました。
何でも、最近の研究では、お茶に含まれるカテキンは女性ホルモンとなじみやすいことがわかったとか。
つまり女性ホルモンの影響で起こる生理時の口臭予防としてカテキンが期待できるわけです。
なるほど。
調べてみると、お茶っ葉を直接噛むことで口臭が解消できると提唱している歯医者さんもいらっしゃいます。
しかし私自身はこの方法をあまり好みません。口臭発生時の唾液が少ない口では、むせてしまうような気持ち悪さがあるからです。
どうせお茶っ葉を使うなら、まず一服楽しんで水分を含んだものを利用すればいいのではないか・・・。
そう考えて試してみると、こちらのほうが口になじみやすく違和感がありません。
一服のお茶でホッとストレス解消。その後、急須に残ったお茶ッ葉を噛んでお口の消臭・殺菌。
これで、口臭解消のW効果が期待できます。
仕事の打ち合わせで大切な人と会う前に、プレゼンなど人前で発表する予定のある前に「お茶ッ葉リサイクル」が有効です。
ちなみにお茶ッ葉は茎の部分の少ないもの(葉の部分が多いもの)を選んでくださいね!
カテキン成分が多く含まれます。
比較的安価の茶葉の方が、生長した葉を使っていて、口臭予防として使うには適しているようです。